小平市の住民投票について

本件については色々ツイートしたが

やっぱり140字ってのは制約が大きてくて

※筆力がないとも云う

整理できないのでやっぱりブログに書く

 

まず第一にあの計画道路自体必要があったのかという点だが

反対派のHPなどを読むと大まかに以下の事を言っている

 

⑴数十年前の都市計画決定による道路を人口減少による交通量の減少が予想される

今、計画変更無しに施行する必要はない

 

⑵中央公園や玉川上水の樹木は残すべきだ

 

⑶事業者は(東京都の担当者と思われる)は過去数十年同じ話の繰り返しで

住民の意見に耳を傾けない

 

⑴について

人口減少は日本全体の話であり、首都圏への人口集中は今後更に加速するであろう事が無視されている。更に私見を述べると、地方から流入してくる層が23区内に家を構えられる可能性は低く、都西部の人口社会増は自然減に追いつけ追い越せの状況となるだろう。従ってこのエリアの交通量が減少する可能性は低く、恒常的な渋滞緩和のためには本件都市計画道路だけでなく、あと数本の幹線道路整備が必要ではないか。 

 

⑵については

自然環境は大事にしたほうがいいに決まっている。但し、それは現代ではとっても贅沢なもので、どうしても欲しけりゃもっと通勤などに不便な所まで(例えば青梅なんかにはまだ自然がいっぱい残っているし)引っ越して下さいねにならざるを得ないと思う。周辺に小金井公園を始めとして大きな公園などが沢山ある(小平霊園も自然たっぷりだよね)小平あたりの市街地で、自然の雑木林を残せなんて主張するのは権利の濫用ですらあると感じる。(ちなみに戦前だと荻窪あたりでも雑木林だらけだったらしい。)

 

⑶については、

地権者交渉というのは本質的にそういうもので、全体計画の担当者と、言っちゃ悪いが自分の都合しか考えない(あの雑木林が気に入っているとかね)地権者(居住者)の話が噛み合う訳もない。個人的な経験としても、地権者交渉や立退交渉に携わった経験があるが、こちらからは一切交渉せず、門前払いに始まり雑談に雑談を重ねてコミュニケーションが取れたら地権者から歩み寄ってくるものだった。但し、ある種の政治意識を持った勢力が介入してきたらどうにもならなかったが・・・

(本件も政治勢力でこそないがその匂いがする。)

 

無論色々な見方があるのは当然だし反対運動を起こすのも自由だ。

さらに言えば住民投票条例に投票率50%以上での開票という要件を付議した

(どこかからプレッシャーかかったのかな?)市長も次の選挙で落ちるだろう。

※38?%の投票率で選出された市長が付議する条件かという意見が散見されるが、その議論はナンセンスというかルールって何だかを理解出来ていない。

 

しかし、以上のように個人的な考えとしてこの都市計画道路は施行すべきだと考えるし、市長への批判を利用しての反対運動が成就しない事を願う。